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イントロ

純資産と資本構成

出資と利益蓄積を分け、資産との差額を読む

純資産は資産から負債を差し引いた残余で、株主資本を中心に構成されます。資本金、資本剰余金、利益剰余金などの内訳は、出資による部分と企業活動で蓄積した利益の部分を区別する手掛かりです。

定義
とは、資産から負債を差し引いた残余に当たる貸借対照表区分です。
見分けるポイント
株主の払込みによると、利益の蓄積であるを区別します。
要点

分類と確認の手順

差額で純資産合計を確かめた後、出資由来か利益由来かを内訳から分けます。

  1. 1

    純資産合計を資産合計から負債合計を引いて確かめる。

  2. 2

    資本金・資本剰余金と利益剰余金を区別する。

  3. 3

    利益剰余金は現金の保管額ではなく、累積利益の会計上の残高と理解する。

  4. 4

    負債と純資産の比率から、他人資本と自己資本の組合せを見る。

図解純資産と資本構成の分類判断を三段階で示す図
資本金、資本剰余金、利益剰余金について、発生原因と読み取れる意味を対比しています。
場面
純資産と資本構成を貸借対照表から読み取る場面
順に考えると
K社は資本金200万円、利益剰余金150万円、負債650万円、資産1,000万円でした。純資産は350万円で等式に一致します。ただし利益剰余金150万円がそのまま銀行口座に残っているとは限りません。
ここが結論
純資産350万円を資本金200万円と利益剰余金150万円へ分け、利益剰余金が現金残高を意味しないと説明できます。 この金額はでも確かめられます。
注意

分類の誤解に注意

確認

確認テスト

Q1

利益剰余金が300万円ある会社には現金300万円が必ずある、といえないのはなぜですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    純資産は資産と負債の差額で、出資由来の部分と利益蓄積の部分を内訳から読み分けます。

  2. 2

    純資産合計を資産合計から負債合計を引いて確かめる。

  3. 3

    利益剰余金は現金の保管額ではなく、累積利益の会計上の残高と理解する。

  4. 4

    合計と内訳を対応させ、企業の資金運用と調達を読む。

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