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イントロ

営業キャッシュ・フローの直接法と間接法

直接法と間接法の出発点を区別し、利益から営業CFへの調整理由を説明できる。

直接法は主要な営業収入・支出を総額表示し、間接法は税引前当期純利益から非資金損益や運転資本の増減を調整して営業CFを示す。

定義
とは、利益へ非資金項目等を調整して営業CFを表示する方法です。
見分けるポイント
は主要な現金収支を総額表示します。間接表示ではを反映し、へ利益を組み替えます。
手順

営業キャッシュ・フローの直接法と間接法を読む順序

  1. 1

    表示が主要収支の列挙か、税引前利益からの調整表かを見分ける。

  2. 2

    間接法では非資金費用を加算し、非資金収益は減算する。

  3. 3

    売掛金増加は未回収分として控除し、仕入債務増加は未払い分として加算する。

  4. 4

    調整後の営業CFが実際の営業資金創出を表すか確かめる。

要点

数値の意味を切り分ける

の営業区分では、減価償却費は利益計算では費用だが、当期の現金支出ではない。したがって間接法では利益へ加え戻す。これは現金収入が発生したという意味ではなく、利益から差し引かれていた非資金費用を取り消す調整である。

  1. 1

    直接法は現金収支、間接法は利益からの調整を示す。

  2. 2

    減価償却費は間接法で加え戻す。

  3. 3

    運転資本増減は現金が残る方向を考える。

図解営業キャッシュ・フローの直接法と間接法の固有の計算関係
税引前利益から非資金費用と運転資本の増減を調整し、営業CFへ変換する間接法の照合図です。
場面
税引前利益120、減価償却費30、売掛金増加20、棚卸資産減少10、仕入債務増加10なら、簡略化した営業CFは150となる。
順に考えると
120に非資金費用30を加え、回収前の売掛金増加20を引く。在庫減少10と支払前の仕入債務増加10は現金を残す方向なので加える。120+30−20+10+10=150である。
ここが結論
各調整項目に「利益だけ」「現金だけ」「両方」と注記し、利益と現金のずれの向きを矢印で示す。
注意

営業キャッシュ・フローの直接法と間接法で避けたい誤読

確認

営業キャッシュ・フローの直接法と間接法の計算確認

Q1

間接法で売掛金が15増加した場合の基本的な調整はどれか。

まとめ

ここだけ確認

  1. 1

    直接法は現金収支、間接法は利益からの調整を示す。

  2. 2

    減価償却費は間接法で加え戻す。

  3. 3

    運転資本増減は現金が残る方向を考える。

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