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イントロ

投資キャッシュ・フローと設備投資

固定資産等の取得・売却による収支を投資CFへ分類し、マイナスの意味を内容から読める。

投資活動によるキャッシュ・フローは、将来の収益獲得に使う固定資産や投資有価証券などの取得・売却に伴う現金収支を示す。

定義
とは、固定資産などの取得・売却による現金及び現金同等物の増減です。
見分けるポイント
は取得時の現金支出であり、取得原価を使用期間へ配分するとは時点と意味が異なります。
手順

投資キャッシュ・フローと設備投資を読む順序

  1. 1

    取引対象が長期利用資産や投資資産かを確認する。

  2. 2

    取得代金の支払いをマイナス、売却代金の受取りをプラスに置く。

  3. 3

    取得収支と売却収支を合計し、投資CFの純額を算出する。

  4. 4

    マイナスなら設備更新・成長投資・資産売却減少など内訳を読んで評価する。

要点

数値の意味を切り分ける

の投資区分では、投資CFがマイナスという事実だけで悪化とはいえない。営業CFの範囲で将来に必要な設備を取得した結果かもしれない。一方、資産売却で投資CFがプラスでも、資金確保のための売却なら持続性に注意する。投資目的と回収時期も確認する。

  1. 1

    資産取得は投資CFの支出、売却は収入。

  2. 2

    売却損益と売却代金を区別する。

  3. 3

    投資CFの符号は内訳と営業CFを併せて評価する。

図解投資キャッシュ・フローと設備投資の固有の計算関係
固定資産の取得支出と売却収入を反対向きの矢印で示し、投資CFの純額へまとめる図です。
場面
新機械を200で取得し、旧設備を30で売却した。取得を−200、売却を+30とするため、投資CFは−170となる。
順に考えると
現金支出と収入を総額で識別してから純額にする。−170は投資超過を示すが、新設備が将来収益を生むかは別資料で検討する。旧設備の帳簿価額や売却損益は損益計算の情報で、売却による現金収入30とは混同しない。
ここが結論
取得支出と売却収入を別の欄に書き、設備の維持更新か拡大投資かを注記情報から確認する。
注意

投資キャッシュ・フローと設備投資で避けたい誤読

確認

投資キャッシュ・フローと設備投資の計算確認

Q1

土地を50で売却して現金を受け取った場合の投資CFへの影響はどれか。

まとめ

ここだけ確認

  1. 1

    資産取得は投資CFの支出、売却は収入。

  2. 2

    売却損益と売却代金を区別する。

  3. 3

    投資CFの符号は内訳と営業CFを併せて評価する。

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